解約の際に違約金が必要なケース

解約の際に違約金が必要なケース

賃貸マンションやアパートを解約するときには、違約金が必要と考えている人がいますが、実はこれがかからないことも多いです。一般的には賃貸物件を退去するときには1か月前に連絡しなければなりません。契約内容によっては、2カ月前連絡を義務付けられていることもあります。もしも連絡をせずに引越しした場合でも、連絡をしてから1か月後に退去をしたものとみなされて、その分の家賃がかかります。例えば5月1日に引越しをし、その後に連絡したとしたら、6月1日に退去をしたものとみなされるということです。しかも、基本的に日割り計算ができないようになっているので、6月分の家賃はまるまるかかってしまいます 。賃貸マンションやアパートは2年契約となっていることが多いですが、2年以内に退去をしたとしても一般的に違約金はかかりません。しかし、契約内容によっては「1年以内に解約をしたら家賃一か月分を請求できる」などとなっていることもあります。

賃貸を解約する際の注意点とは

これから賃貸物件を退去するのであれば、その際の注意点を知っておくことが大切です。まず最初に賃貸のアパートやマンションの契約期間は、通常であれば2年となっています。この更新時期が近付いた場合には、不動産会社から連絡が来ることでしょう。更新を決めているのであれば、書類の記入などの手続きが必要となり、場合によっては更新料を支払うケースもあります。契約期間とともに保証期間も終了することになるので、保証料も支払う必要があるでしょう。何らかの理由により解約を考えているのであれば、その旨を管理会社や大家さんに伝えます。ここで注意したいことは、退去予告が何か月前になっているかということです。通常であれば1カ月前とされているケースがほとんどですが、退去の旨を伝えてから1か月間は家賃を支払わなければなりません。中にはこの時期が3カ月前などと記載されている物件もあるため十分な注意が必要です。このような物件の場合には、解約の連絡を行った上で、次の部屋をさがした方が損をしないかもしれません。